私は2017年から中間管理職として働いています。
中間管理職として働き始めた頃はユルめな職場環境でした。
ですので、自分の中間管理職としてのマインドも当然ユルいものでした。
あの時はあれが普通だと思っていました…
しかし、上司の職場改善が進むにつれ、これまでのユルさが異常であることに気づくことができました。
それを知り、自分の中で本当に動きの変化を感じられているのは2023年になります。
最近なんです
なんだか物価高でいかに収入を上げるかといった時に副業なども盛り上がっていましたが、
実際に考えると本業で昇進するか転職するか選択した方が収入は上げやすいと思います。
育児をしている私にとっては副業をする時間がとにかくないので、中間管理職をしていて得ている手当は本当に助かります。
ですが、辛いのも事実。
今回はそんな中間管理職の辛いことを挙げてみます。
1. 仕事の責任が重い
中間管理職は部下であるスタッフの指導や業務について把握する必要があります。
自分だけでなく、周りを見ながらの業務は責任も重くのしかかります。
中間管理職としての仕事がぼやけていると不安も増大して責任を強く感じるかもしれません。
まずは知ることから始めてみてはどうでしょう?
私がやり始めた時は分かりきっていたつもりで、最近になって広い世界を知りました笑
今になって責任を感じています。笑
2. 上司と部下の間に挟まれる
中間管理職は上司からの指示を受けながら、部下の意見や要望を受け止める役割を担います。
この立場は、両者の期待や要求が異なる場合にプレッシャーを感じることがあります。
上司と部下の意見が違っている時にどうするか、ここはとても体力がいる部分だと思います。
私の場合は、「ヌルい」環境をどう整えるか、部下へどう理解してもらうかでとても頭を使いました!
お互いの意見の意図を理解するよう努めることが第一です。
そのためにはコミュニケーションは必須ですね!
相反する意見だからといって聞かないで、自分の妄想で相手の意見を決めつけてしまうと誤解が生じてしまって関係性もガタガタになります。
まずはコミュニケーションをとりながら相互の距離をどう詰めていけるのか考えています。
3. 決断を迫られることが多い
日常業務や部下の問題に対して迅速な判断が求められるため、中間管理職は常に決断を迫られます。
そのため、ストレスを感じることもあります。
判断する力を養うためには基本的に知識が必要だったりしますが、
ある程度経験があると、どう判断すれば良いのかわかったりします。
4. ワーク・ライフ・バランスの維持が難しい
中間管理職は仕事の責任を担う一方で、プライベートの時間も確保しなければなりません。
そのため、ワーク・ライフ・バランスを維持することが難しく、ストレスがたまりやすいです。
業務時間外に仕事を持ち帰ることは極力なくすことがポイントです。
特に育児をしている場合には、業務時間内で終わらせる努力はしています。
責任を持つことは大切ですが、部下に役割を依頼することや仕事をお願いすることも大切だったりします。
5. 上層部の要求と現場の現実のギャップ
上層部の要求と現場の実情とのギャップに悩まされることがあります。
現場の制約や問題を理解し、上層部の期待に応えることは容易ではありません。
あまりにも現場を理解できていない場合には状況を説明する必要がありますが、感情的にならずにどうしたら理解できるかを考えて伝えるようにしています。
6. チームのモチベーション管理が難しい
中間管理職はチームのモチベーションを維持し、成果を出すことが求められます。
しかし、個々のメンバーのモチベーションや意欲が異なるため、管理が難しいことがあります。
モチベーションは自分にも波があるので、なんとも言えません笑
ですが、キャリアラダーだったりチームの中の方針が決まっていると指示をしなくても動きやすくなると思います。
7. 複数のタスクを同時にこなす必要がある
中間管理職は複数の業務やプロジェクトを同時に管理する必要があります。
そのため、時間やリソースの制約に対処しながら、効率的に業務を進める必要があります。
メモ帳は必須ですが、メモ帳を持っていてもメモを忘れることがあるので要注意です!笑
手帳も持ち腐れないようにしなければ…笑
8. 部下の問題を解決する責任がある
部下が業務上の問題やトラブルに直面した際には、中間管理職が解決策を提供し、サポートする必要があります。
これにより、ストレスやプレッシャーが増大することがあります。
ですが、気負いすぎもダメだと思います。
こちらが提供できるものは提供してあとは自分で考えてもらったり、自分で解決できないことは上司に相談することも迷わず行っています。
自分で解決できないことは無理せず頼るに尽きます。
9. 上司からの圧力に晒されることがある
中間管理職は上司からの期待や要求に応えることが求められます。
そのため、上司からの圧力に晒されることがあり、ストレスを感じることがあります。
職場環境に左右される問題ではありますが、上司の圧力の意味や目的を理解できるとすんなりいくことがあります。
お局の攻撃も今ではいなせるようになりました笑
10. チーム内のコミュニケーション調整が難しい
チーム内でのコミュニケーションを円滑に行うためには、中間管理職がメンバー間の調整や意思疎通を図る必要があります。しかし、個々のメンバーの意見や立場が異なるため、調整が難しいことがあります。
心理的安全性という言葉もありますが、お互いの見ている視点が違うと上手くいかないこともあります。
どちらの意見にも正解も不正解もない、ということを前提にお互いの意見を確認し合いながら進めるようにしています。
11. 業績目標の達成がプレッシャーとなる
中間管理職は部門やチームの業績目標を達成する責任があります。そのため、目標達成のためにはメンバーのモチベーションや能力を引き出す必要があり、ストレスを感じることがあります。
スタッフには報酬が発生しないのに、どうやったら今以上に成果を達成できるか…
試行錯誤で意外とできるもんです。
現在の業務の見える化と目標を明確にすることで私の部門では大幅な目標達成を行うことができました。
12. 新たな変化や挑戦への対応が求められる
ビジネス環境の変化や新たな挑戦に対応するためには、中間管理職が柔軟に対応し、リーダーシップを発揮する必要があります。しかし、変化への適応や新たな課題への対応は容易ではありません。
中間管理職になったらゴール!…とは残念ながら言えません。
全体を見て何が必要かを判断し、実行することが必要です。
少しずつでも前進できる職場づくりが求められます。
13. 自己成長とスキルアップへの努力が必要
中間管理職は常に自己成長し、リーダーシップスキルやマネジメント能力を向上させる努力が求められます。そのため、時間や労力を投じてスキルアップを図る必要があります。
学ぶ時間は限られますが、学んでいない上司からの説明に部下はついていきません。
私は昼休みの10〜15分読書はパソコンをして学ぶ時間を確保しています。
資格取得も勉強しなければいけない環境に身を置くことができるので有効です。
まとめ
中間管理職が辛いと言われる理由は、仕事の責任の重さ、上司と部下の間に挟まれること、決断を迫られることなど様々です。これらの課題に対処するためには、柔軟性やリーダーシップスキルを向上させる努力が必要です。
辛いけれどその分、やりがいもあります。
そしてマネジメント力が身につくと家庭でのいざこざにも強くなります笑
副業が盛り上がっている現在、昇進に対して興味を持つ人は少ないと思われます。
興味を持つ人が少ないからこそ飛びついてみるのも良いのではないでしょうか。
もう一度言う…辛いけど楽しいよ!
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