子どもを効果的にホメるコツ

犬を撫でる
ゆう
ゆう

すごーい!!よくできたね!!

子どもが何かをできたときにめっちゃホメるようにしています。

例えば…

・箸を使ってうまくご飯を食べることができた
・普段片付けていないおもちゃたちを片付けることができた
・靴を自分で履けた

でもどうやらホメ方にはコツがあったようです。紹介していきます。

子どもに対してどうホメていいかわからない、良いホメ方が知りたい人はぜひ読んでください。

目次

ただ褒めていればいいわけではない

榎本博明さんの著書「伸びる子供は〇〇がすごい」では、ホメ方にもコツがあるといっています。

そこで紹介されていた実験内容では、10~12歳の子供たちに簡単な知能テストを行い、優秀な成績に対して以下の3つの条件に分けてホメたようです。

  1. こんなに成績がいいのは「頭がいい証拠だ」
  2. 何も言われない
  3. こんなに成績がいいには「一生懸命頑張ったからだ」

そして、その後2つのテストのどちらがいいか選択させた

A:難しくなくて簡単に解けそうな問題
B:難しくて簡単に解けなさそうな問題

さて、どうなったでしょうか。

結果は、

1.「頭の良さ」をホメられた子ども→約70%が簡単な問題を選ぶ
2.何も言われない子ども→半々
3.「頑張り」をホメられた子ども→約90%が難しい問題を選ぶ
というものでした。
ホメることでモチベーションが劇的に変わるものとは分かっていましたが、ホメ方一つでその先の課題の選択に大きな違いを生むことを知ることができました。
同著では、レジリエンスが重要と述べています。
レジリエンス→復元力のこと。諦めずに頑張り抜く力、立ち直れる力を指す。
レジリエンスが高いと自己肯定感も高いとされている。
すぐに挫けずにやり抜いたり、落ち込んだとしても少し時間が経てば浮き上がれる力を持っていると頑張れる自分を信じられることにつながり、自分を認めることになります。
能力をホメてしまうと能力がなかった時にはホメられないことになり、他者からの評価を気にしてしまうことになります。
ゆう
ゆう

振り返ると野球がうまいとホメられて有頂天。でもその後ケガして野球ができないと何もできない自分にかなり落ち込んでいました。レジリエンス激よわですね笑

努力を認めるホメ方

頑張りや努力を認めるホメ方をするにはどうしたらいいのでしょう。

この本を読むまではとにかくホメることをしていました。

この本を1回読んでからは「頑張ったね!」の連発でした。言葉の使い方を工夫するしかないのかなと思いました。

そして最近気づきました。

頑張りや努力を認めるためにはその過程を一緒に過ごして見ていなければダメということです。

おままごとやぬり絵など、1人でしている遊びの時って親ってあまり関わらずにむしろ「1人で遊んでる!よっしゃ!」と嬉しい気持ちが出たりもします。

でもレジリエンスを高めたいのであれば、

子どものしている過程を観察してみると良いです。

結果だけを見て評価しないことが大切になります。

自分にも当てはめてみよう

子どもへのホメ方について紹介させていただきました。でも現代はレジリエンスの低い時代と言われています。

ぼくもへこたれやすいな、と改めて実感しました。



ゆう
ゆう

ブログのpv数増えないな…どうせ自分なんて

そんな感じでレジリエンス激よわです。

でも、子どもと同じようにまずは結果よりもその過程を評価してあげることが大事なのではないでしょうか?

結果より過程が大事

自分が仕事で失敗しても、まずはそれまで努力してきたことを評価し、次に活かしてしまいましょう!

それでもメンタル的に落ち込んでいたらまずは運動とポジティブシンキングを行うべきです。

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この記事を書いた人

作業療法士。中間管理職として働いています。
新人時代は「なんとなく」仕事をしていました。ですが、ようやく目標も定まり自己研鑽に励むことができています。
また、副業で月+5万円の収入UPを達成中です。
心に余裕のある生活を目指して日々学び中です。
資格取得のために勉強しているためゆっくりと更新中です。

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