我が家の家族の関係性はギクシャクしています。
表向きは仲のいい家族に見え流のでしょうが、2週に1回は必ず揉め事が発生し、気分が悪くなります。
一番は世代間ギャップ、ジェネレーションギャップが原因、ということでしょうか。
先日ツバメがきて、玄関前に巣を作り始めました。
我ら夫婦としてはフンによる汚染やフンなどによるアレルギーの影響をかなり心配していました。
喘息持ちの子供を考えると玄関に作ることは許せなかったのです。
一方で祖母は「ツバメは益鳥」という考えの元、来るたびに喜び、「自然に巣を作っているのだからいいのではないか」という主張。神仏に祈り、全くこちらの主張を聞き入れてくれないような状態。
もちろん全否定したい訳ではないので、両者の気持ちは尊重して良い解決方法はないのかずっと考えました。
ですが、玄関に作らせるか否かの二択しかなかったため、大きく揉めました。
結局、親戚が入って仲介してくれ、巣を別に作ろうという別の案で両者納得(?)した方法で終わりました。
ストレスで瞼が痙攣しっぱなしですが、普段職場ではイライラしても感情を表さないのに、家族に対しては表出してしまうのはなぜかという疑問を抱き、どうしたら良好な関係性を築いていけるのかを考えました。
少し糸口がみえ、「相手を尊重する」ということに気がついたので書いていきます。
身近な人だから怒りやすい
まず初めに怒る対象が「身近な人」だからこそ、怒りというのは表面化しやすいです。
結局は長年一緒に暮らしてきた相手だからこそ、怒りをぶつけて知ってもらいたいと主張するんだろうなぁという結論になります。
「なぜ長年一緒に過ごしてきたのにわかってくれないのだろう」という疑問や「こうあるべきだ」という自分なりの価値観や当たり前と感じている部分を押し付けて受け入れてくれないから怒ってしまうのです。
正解はない、探し出せ
自分の価値観。これは正しいのか。間違っているのか。
これ、ケンカ中に仲介する立場として話を出して全く相手にされませんでしたが、正しいことはないし間違っていることもない、というスタンスが重要になります。
こちらの「〇〇するべき」は相手の「□□するべき」ではないし、
相手の「□□するべき」は自分の「〇〇するべき」ではないのです。
「昔はこうだったのに、今の若いもんは」ってよく言われるフレーズの一つですが、今は今だし、昔と比べる理由がない。ただ比較して自分の意見を主張したいだけ。ということになります。
人によって変わることを知る
冒頭のツバメの話を祖母から言われたから強く抵抗を示しましたが、おそらく仲の良い友達が「ツバメはいいよ!」なんて言ったりしたら、やんわりと「無理だよー」って笑いながら言ったりするのではないでしょうか。
相手によって自分の価値観を主張せずにいたり、主張しまくったり。
ということは怒りのコントロールも自分自身でできるのではないか、という考えになりました。
実際、「アンガーマネジメント」という怒りをコントロールする方法もあります。
解決しない問題に対してどうしていけばいいのか
一方で双方の意見の対立を解決するためには、しっかりと相手の意見を尊重して聴取し、冷静に自分の意見を伝える、という作業が大切になります。
ここはコミュケーションスキルが求められますが、まずは相手の意見を聞くというスタンスなら誰にでもできることの一つになるのではないでしょうか。
反対意見に耳を貸すということはなかなか大変なことではあるんですけどね。
そして、双方の意見を集約したらどう解決するかを探し出すことが大切です。
完全に半分ずつの意見にはならないかもしれませんが、ここなら譲れる、という部分を探し出す作業がお互いの価値観を尊重するワークになるのではないでしょうか。
と言いながらもすぐにはうまくいかないのが身近な存在だからこそ。
業務だと活かしやすいので、相手の価値観や思いを聞くこと、はオススメなスキルです。
良好な関係性づくりを築けた方が幸せに間違い無いです。
みんなで探し出していく雰囲気づくりが一番ですね!
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